道南十二館~比石館

 

 上ノ国町、石崎川の河口の南端の突き出た半島の石崎漁港の上部に神社と灯台がある場所が、比石館跡です。下北半島から蝦夷に渡った、畠山重忠の末裔、厚谷右近将監重政がこの地に館を構え、コシャマインの戦いで討ち死に陥落しました。後に回復し、3代重形が初代蠣崎信廣に臣従し、この地を離れ、廃館となりました。

畠山氏は南北朝は大和国にあり、鎌倉時代は秩父全部を賜ってました。その後、陸奥国田名部に至り、蝦夷地へ渡ってきました。

 「比石」は上ノ国石崎のアイヌ語古名の「ビツイシ」が転化したもの。

館神社

 先端への道は、小さな小道が続いてます。車一台が何とか通れるくらいですけど、手前に駐車場がありますので、徒歩で向かいます。

館神社には、香取神社と同じく軍神「経津主神」を祀ってます。

比石館からの情景

今は使われてない、石崎トンネルの出口が見えます。

港の反対側は、自然の海岸線となってます。

石崎トンネルはの紹介は下記のリンクで紹介してます。

地図

現在値から比石館への案内

御城印

 御館印というべきでしょうか、勝山館跡ガイダンス施設に売っていた、御城印を模して作ってみました。家紋はまだ詳しく調べてないので、畠山氏の「五三の桐」を使用しました。訪れた際には、自由にお使いください。利用時にコメント欄に一言入れてもらえば幸いです。

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