美国町の郵便局を過ぎセイコーマートのある交差点を、港と反対側の山側に向かって少し走ると右手に鳥居が見えてきます。
例祭日
7月5日
旧社格
郷社
社殿様式
流造
火祭り
7月5,6日。大漁旗が海を華やかに彩る海上渡御、神輿や山車のパレード、出店などで町内はにぎわい、夜には勇壮な神事「天狗の火くぐり」でクライマックスを迎えます。(出典どっこい積丹)
由緒
享保10年(1725)京都伏見稲荷大社の御分霊を奉斎し、稲荷神社と称し、明治26年に稲荷神社を美国神社に改称。
合祀された神社
小泊稲荷神社、厚苫稲荷神社、婦美稲荷神社、茶津内稲荷神社、船澗稲荷神・大綿津見神社、大山祇社、船澗村稲荷神社を合祀する。
北海道神社庁より
享保10年(1725)京都伏見稲荷大社の御分霊を奉斎し、稲荷神社と称したことに始まる。明治8年郷社に列す。明治25年10月31日稲荷神社を美国神社に改称する願い出をし、明治26年5月25日許可された。
明治44年2月17日船澗村大綿津見神社ほか5社の合祀を出願、同年5月29日許可が下り、10月10日に合祀した。同年には2月17日船澗村稲荷神社の合祀の儀も出願され、翌年7月4日に合祀されている。大正2年11月24日大字小泊村より大字船澗村字大沢230番地への移転を出願、同3年10月8日に許可され11月26日に社殿が落成した。昭和2年11月には神饌幣帛料供進神社に指定される。昭和7年4月23日境内地を454坪より521坪への増加の件を出願し同8年1月18日に許可される。
合併により合祀された歴史をもつ御祭神
小泊稲荷神社 保食神 弘化元年創祀 弘化元年合祀・厚苫稲荷神社 保食神 安政2年創祀 安政2年合祀・婦美稲荷神社 保食神 安政元年創祀 明治44年10月10日合祀・茶津内稲荷神社 保食神 天保元年10月創祀 明治44年10月10日合祀・船澗稲荷神社 保食神 文久元年創祀 明治45年7月4日合祀・大綿津見神社 大綿津見神 明治3年創祀 明治44年10月10日合祀・大山祇社 大山祇神 明治4年創祀 明治44年10月10日合祀
祭神
保食神(うけもちのかみ)、大綿津見神(おおわたつみのかみ)、大山祇神(おおやまつみのかみ)
保食神
食物を司る神。月読神が訪ねてきた際、口から出したものでもてなそうとして、怒りを買い殺されてしまう。殺された保食神の体の頭から牛馬、額から粟、眉から蚕、目から稗、腹から稲、陰部から麦・大豆・小豆が生まれ、食物の起源神とされた。
手水舎
狛犬
2対おります。
鳥居側
社殿寄り
境内末社
多茂木神社
昔からここに祭られている。祭神・由緒等は不明。
狛犬
小さいながらしっかりとしております。
コメント
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