温泉街からやや離れた、国道230号線沿いにある神社。僧侶である美泉定山が温泉宿の基礎を築き、7人の入植者によって定山渓の発展と安全を願って作られた、100年以上の歴史を持ちます。
例祭日
9月10日
社殿様式
神明造
御祭神
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
大山祇神(おおやまつみのかみ)
罔象女命(みつはのめのみこと)
金山彦神(かなやまひこのかみ)
美泉定山命(びせんじょうざんのみこと)
美泉 定山(みいずみ じょうざん、文化2年(1805年) – 明治10年(1877年)11月4日)は、備前国(現在の岡山県)出身の僧侶であり、定山渓を温泉宿にするまでに開発しました。1871年平岸街道を整備し、本願寺道路(国道230号)と連結。しかし、1876年小樽・定山渓を結ぶ道路開削の途中で、借りた資金が足りなくなり、翌1877年、張碓の山中で病没。去年73歳。
由緒
明治44年(1911)9月6日創立。大己貴神、少彦名神、大山祇神、罔象女命、金山彦神、美泉定山命を奉斎する。大東亜戦争後、昭和28年6月20日鹿の湯クラブに於いて総代、藤島盛久(1区)、丸山角藏(2区)、林正義(3区)、浜野常七(4区)、山田陽弘(5区)、東野一文(6区)、河端重好(7区)、佐藤貫一(8区)が会議を行い宗教法人設立について意見を交わし、昭和31年6月8日宗教法人定山渓神社として登記完了する。
例祭9月10日。美泉定山は文化12年1月7日岡山県に生まれる。安政3年渡道し、明治元年土人の案内により此地に来て温泉が湧出するを発見。明治4年開拓使から湯守を命ぜられ此の地を定山渓と命名し、浴客の便を図り定山渓開拓の基礎をつくれる恩人である。(北海道神社庁)
鳥居
国道230号線の工事に伴い、道路沿いから、階段が新たに作り直され、奥に移設されました。
狛犬
鳥居のすぐ奥に一組目
拝殿近くの狛犬さんたち
手水舎
沢から水がが常時流れてます。
お散歩コースの案内。元気があれば、夕日岳と朝日岳。どちらも1時間あれば登れます。freeのwifiがあるということかな。
境内末社
夕日岳の登山道の入り口近くに末社があります。
狛犬さんたちにしっかり守られてます。
定山渓温泉 雪灯路
冬の祭典「定山渓温泉 雪灯路」で雪とロウソクのイベントが行われます。その様子が下記のHPでご紹介されてます。
地図
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